HUAWEI WATCHは、HUAWEI(ファーウェイ)のスマートウォッチの総称です。日本公式サイトには「Ultimate」「GT」「FIT」といった名前の付くモデルやバンド型の「Band」が並び、どれを選べばよいのか、iPhoneでも使えるのか、充電はどれくらいもつのかが分かりにくい製品群でもあります。この記事では、HUAWEI日本公式サイトの製品ページ・仕様ページで確認できた範囲に絞り、2026年10月時点の情報を整理します。
日本公式サイトに並ぶシリーズと主なモデル
HUAWEI日本公式サイトの注記では、製品を「HUAWEI WATCH Ultimateシリーズ」「HUAWEI WATCHシリーズ」「HUAWEI WATCH GTシリーズ」「HUAWEI WATCH FITシリーズ」と呼び分けています。これにバンド型のHUAWEI Bandを加えた5つが、2026年10月時点でスマートウォッチ・バンドを選ぶときの大きな区分です。表の電池持ちは、各仕様ページにある「通常使用」の公式値です。
シリーズ | 主なモデル | 形・素材などの特徴 | 電池持ち(通常使用) |
WATCH Ultimate | HUAWEI WATCH Ultimate 2 | ジルコニウムベースのリキッドメタル、最大深度150mのダイビング対応、Wi-Fi搭載。本体約80.5g | 標準モードで4.5日間(Android)、3.5日間(iPhone) |
WATCH | HUAWEI WATCH 5(46mm/42mm)、HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計 | WATCH 5はチタン合金やステンレスのケース、Wi-Fi搭載、仕様表にNFC「対応」の記載 | WATCH 5 46mmの標準モードで約4.5日間 |
WATCH GT | HUAWEI WATCH GT 6(46mm/41mm)、GT 6 Pro、GT Runner 2 | 丸型の画面。GT 6はステンレス、GT 6 Proはチタン合金、GT Runner 2は本体約34.5g | GT 6 46mmとGT 6 Proで約21日間、GT 6 41mmとGT Runner 2で約14日間 |
WATCH FIT | HUAWEI WATCH FIT 5、FIT 5 Pro | 四角い薄型画面。FIT 5はアルミニウム合金で約27g、FIT 5 Proはチタニウム合金のベゼルとサファイアガラス | 最大10日間 |
Band | HUAWEI Band 11、Band 11 Pro | 細長いバンド型。Band 11 Proは約1.62インチの画面で約18g | Band 11 Proで約14日間 |

目的から見るシリーズの選び分け
表の違いを、使い方に置き換えると次のようになります。いずれもHUAWEI日本公式サイトの記載をもとにした目安です(2026年10月時点)。
- WATCH Ultimate:水辺やアウトドアでの使用を想定したシリーズです。Ultimate 2の仕様ページには20気圧防水と最大深度150mのダイビング対応が書かれています。
- WATCH:Wi-FiやNFCの記載がある多機能なモデルです。WATCH 5の画面は46mmで1.5インチ、42mmで1.38インチです。同じ区分には、血圧を記録できるHUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計もあります。
- WATCH GT:充電の回数を減らしたい人に向く丸型のシリーズです。46mmのGT 6は通常使用で約21日間とされています。
- WATCH FIT:四角い画面で軽さを重視したシリーズです。FIT 5とFIT 5 Proはどちらも通常使用で最大10日間です。
- Band:通知や睡眠・運動の記録を、軽い本体で続けたい人向けです。
iPhone・AndroidどちらでもHUAWEI Healthアプリで使う
今回確認した仕様ページ(WATCH Ultimate 2、WATCH 5、GT 6、GT 6 Pro、GT Runner 2、FIT 5、FIT 5 Pro、Band 11 Pro)では、対応OSはいずれもAndroid 9.0以降とiOS 13.0以降です(2026年10月時点)。スマートフォンとの接続には「HUAWEI Health」アプリを使い、公式サイトでは「HUAWEI Health アプリはAndroidとiOSのスマートフォンに対応しています」と説明されています。
ただし、iPhoneと組み合わせると変わる点もあります。公式に書かれているのは次の3つです。
- 電池持ちが短くなるモデルがある:WATCH 5 46mmの標準モードは、iPhoneとペアリングした場合に通常使用で最大3日間です。Ultimate 2も標準モードの通常使用が3.5日間になります。
- 家族との共有で位置情報が使えない:ヘルスケア共有の全機能を使えるのはAndroidのみで、iOSとのペアリング時は位置情報を共有できないとされています。
- 有料サービスのアプリが限られる:サブスクリプションのHUAWEI Health+は、iPhoneでは「HUAWEI Health: Global」のみ対応と注記されています。
Apple Watch以外でiPhoneとつなげる時計をほかのメーカーも含めて比べたい場合は、iPhoneで使えるスマートウォッチの選び方を、Android側はAndroidスマートフォンと組み合わせる時計の選び方をあわせて読むと整理しやすくなります。
電池持ちの公式値は「どの使い方か」で読む
HUAWEIの仕様ページは、電池持ちを使い方ごとに書き分けています。たとえばWATCH GT 6 46mmは、通常使用で約21日間、ヘビーユースで約12日間、常時点灯機能の使用時で約7日間、GPS連続使用時で約40時間です。FIT 5は通常使用で最大10日間、常時点灯機能の使用時で最大4日間です(2026年10月時点)。
「通常使用」は、毎週90分のワークアウトや1日200回の画面点灯など、ページに書かれた条件で測った値です。常に画面を表示したい人や、運動中にGPSを長く使う人は、通常使用ではなく該当する条件の数値を見て比べると、実際の充電間隔に近づきます。WATCH 5やUltimate 2のように、標準モードと節電モードで値が分かれるモデルもあります。
健康まわりの機能はシリーズによって差があります。公式サイトの注記では、血圧の計測に対応するのはHUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計のみ、心電図はWATCH GT 6 ProやWATCH 5などの一部モデルが対象とされています。どの機能も医療目的での利用は想定されておらず、記録したデータは参考として扱うよう案内されています。
タッチ決済と交通系ICについて公式で分かること
2026年10月時点で日本公式サイトの製品・仕様ページを確認した範囲では、タッチ決済やSuicaなどの交通系ICに対応するという記載は見当たりませんでした。WATCH 5の仕様表には「NFC 対応」とありますが、NFCの記載だけでは日本の決済サービスや改札で使えるかどうかは判断できません。腕時計で支払いや改札まで済ませたい場合は、購入前に公式サポートへ問い合わせるか、対応が公表されている機種と比べて選ぶのが確実です。Suicaに対応するスマートウォッチは、Suicaが使えるスマートウォッチの機種別の比較で整理しています。
まとめ
HUAWEI WATCHは、日本公式サイトの区分で見るとWATCH Ultimate、WATCH、WATCH GT、WATCH FIT、Bandの5つに分かれます。2026年10月時点で確認した各モデルは、HUAWEI Healthアプリを使ってAndroid 9.0以降・iOS 13.0以降のスマートフォンとつなげられますが、iPhoneでは電池持ちや共有機能に差が出るモデルがあります。電池持ちは通常使用で最大10日間のFITから約21日間のGT 6 46mmまで幅があり、決済・交通系ICへの対応は公式ページでは確認できませんでした。充電の間隔と、手持ちのスマートフォンで使える機能を先に決めると、シリーズを絞り込みやすくなります。